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Diary - 2017 August

研究日記

葉月

_23(Wed)

久々に、るびま直前号を出そうと思っています。そこで、発表者の皆様に事前資料を公開してもらおうと思い、依頼文を少し書きました。

https://gist.github.com/ko1/4533e4e4068929967145160f24931d66

発表における個人的見解を示すために、下記の文章を書きました。いわゆる予稿の効果ですが、聴衆に適切に聞いてもらうためには、そこそこ有効ではないでしょうか。


以下は、個人の見解です。

発表、ある程度難しい話をすると(きっと、みんな難しいと思いますが)、発表時間中にすべてを説明し、理解してもらうのは無理です。バックグラウンドが違う人のために、丁寧に事前知識を共有するだけで、もう時間がなくなります。

発表は、何もわからない状態で聞くものと、だいたいわかっている状態で聞くのでは、後者のほうが満足度が高い、といった話も聞きます。

どうせ、記事(事前資料)を読んだって、全部を理解することは不可能です。(不十分でも)事前知識を持った上で発表を聞き、質疑応答を行う方が、よりよい議論ができるのではないかと思います。

また、事前にどんな発表か紹介しておくことで、「この発表聞きたかったのに、タイトルではわからなかったので聞けなかった!」とか、「思ってた内容と違ってがっかり」といった、参加者のガッカリを減らせるのでは無いかと思います。今年は3パラ開催のようなので、参加者に、より適切な発表を選ぶ手助けは大事ではないでしょうか。

上にも書きましたが、どんな発表しよう、ってのをまとめるために、スライド資料だけでなく、テキストでまとめておくと、頭がまとまることもあります(これは、人の特性によると思う)。

というわけで、個人的見解ですが、事前資料を公開するのはおすすめです。


実際、誰か書いてくれるかなぁ?

Sasada Koichi / ko1 at atdot dot net
$Date: 2003/04/28 10:27:51 $