なんというか、目の覚めるような新技術は(わたしが疎いからという理由もあろうが)、なかった。最近のシステムソフトウェア研究ってどうなってんすかね、というお話を伺ったりできた。
なんというか、Flash 作ってるところは凄い隠そうとするけど、そんなんだと、色々まずいんだと思うんだけどなぁ。
Tokyo.ex #5 で出版記念会。いろいろ、聞きたいことが聞けて大変助かりました。
GSoC のレポートをもらったりして、凄い。
http://www.spinute.org/ruby/gsoc2016/japanese
書いてあるとおりの実装なんだけど、Rope どうすっかね。入れるかねぇ。
川崎Ruby会議01 で発表してきた。Elixir 本の宣伝、と捉えられたみたいなんだけど(宣伝したけど)、主題としては、並行処理どうしようね、っていう提案だったんだよね。
資料:http://www.atdot.net/~ko1/activities/2016_kawasakirubykaigi01.pdf
『プログラミング Elixir』という本を、妻の鳥井さんと共訳しました。時間をかけた分、良い本になったと思うので、買ってね。
元学生さんと暑気払い。4人に本を買わせてしまった...。 いろんな話ができるのは、良いよね。
今年は毎日日記を書こうと思ってたんだけど、2ヶ月分もためている...。
そういえば、先日台風きてたか。
GC assertions: using the garbage collector to check heap properties ってのが、凄い面白かった。PLDI 2009。
何が面白いかって、こういう just idea で PLDI 通るんだな、っていう。
話は簡単で、GC 関連 assertion を書かせて、それを GC 時にチェックしましょう、という話。例えば、明示的に「このオブジェクトはフリーされるはず」って表明を書いておいて、GC でチェック。実装は、Jikes RVM を弄って、ヘッダにビットを追加するだけから簡単、とか。
いくつかの assertion を提案しており、それらがどのように有益であったかを、ベンチマークプログラムを対象に論じている、んだけど、対象がそれでいいんだろうか。性能についてはいいんだろうけど。
Ruby にも素直に付けられるし、性能を考えなければ、gem として提供しても良い。
なんというか、ちゃんと論文読まないといかんなぁ。