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Diary - 2015 November

研究日記

霜月

_17(Tue)

情報処理学会誌の12月号の特集、「プログラミング言語Rubyの最新動向」のエディタとして参加させて頂きました。

情報処理2015年12月号別刷「《特集》プログラミング言語Rubyの最新動向」の最新号・バックナンバー で、特集記事だけ、電子版が 720 円で買えるそうです。Amazon でも雑誌が買えるようですが(情報処理 2015年12月号 雑誌)、1,730円と高いです。

目次:

《特集》プログラミング言語Rubyの最新動向
0.編集にあたって(小野寺民也・笹田耕一・高橋征義)
[Rubyの基礎]
  1.20年目のRubyの真実(松本行弘・笹田耕一)
  2.Rubyの言語仕様と標準化(中田育男)
  3.さまざまなRuby処理系(笹田耕一)
[Rubyの応用]
  4.Ruby on Rails とWebアプリケーション開発の変遷(高橋征義)
  5.RubyによるDomain Specific Languageの実際(田島暁雄)
  6.Rubyを使った組込みソフト開発 -mrubyによる組込みシステム開発-(田中和明)
[Rubyの広がり]
  7.プログラミングをスポーツ少年団のように広めたい
    -スモウルビー開発の経緯とRubyプログラミング少年団の紹介-(高尾宏治)
  8.Rails Girlsとその背景(鳥井雪)
  9.Ruby City MATSUEから始まった松江市,島根県の取り組みと成果(森脇直則・杉原健司)
  10.大手システムインテグレータにおけるRuby活用事例(三好秀徳)
[座談会]
  11.Rubyの20年,Rubyのこれから
  (松本行弘・加藤和彦・千葉滋・増原英彦 進行・構成:小野寺民也・笹田耕一・高橋征義)

単なる Ruby 紹介じゃなくて、世間が Ruby をどう利用しているか、みたいな話まで紹介できたのは、よかったんじゃないかと思います。

最後の座談会は、3時間を6ページにまとめるのがしんどかった。

「1.20年目のRubyの真実(松本行弘・笹田耕一)」の記事を執筆するために行なったインタビューの全文を公開しています(「 20年目のRubyの真実」インタビュー)。こちらは、るびまを意識していたというか、本当はるびまに寄稿したかったんだけど、学会から、掲載するならこっちにしてくれ、と言われたのでしょうがなく。るびまインフラ使って編集やりたかったんだけどなぁ。なので、脚注とかがありません。これが良いと思ったら、雑誌記事も読んでみてね。


しかし、原稿料が、学会員 2,000 円/ページは、まぁボランティアだからしょうがないとして、非会員 3,000 円/ページは、なぜなんだぜ。真面目にやめようかと思った。


Ruby 2.3 から、dig というメソッドが導入されます。

class Object
  alias dig send
end

h = {a: 1, b: 'foo'}
p h.dig(:a, :zero?)  #=> false
p h.dig(:b, :upcase) #=> "FOO"
p h.dig(:b, :tr, 'o', '!') #=> "f!!"

こんな感じで使います。


嘘ですよ、念のため。

_1(Sun)

TRICK に色々考えたんですが、私の発想力ではいかんともしがたく。

Sasada Koichi / ko1 at atdot dot net
$Date: 2003/04/28 10:27:51 $