●矢上キャンパスまでの案内 ・東急東横線日吉駅より徒歩15分程度. 綱島街道を渋谷方向に進み,2つめの信号(仲の谷交差点) で右折.細い道に入って直進してください.しばらく行くと, 矢上キャンパス入り口の緩い坂道があります. 地図は下記にあります. http://www.st.keio.ac.jp/contents/images/Keio-Map-j.pdf ・もしくは,JR横須賀線,新川崎駅よりタクシーで5分程度. ●矢上キャンパス内の案内 ・キャンパス内地図は,上記の坂道を登った先の階段手前にあります. 入構に際して警備室(階段の先)にお寄りになる必要はありません. 適当な場所に案内板を置いて会場の教室まで誘導いたしますが, わからないときには警備室でお聞きください.
そこで事前に予測できない環境において,リクエストが急激に増えた場合に, 処理能力に余裕のあるウェブサーバを一時的に利用し,コンテンツを複製, リクエストをリダイレクトすることによって実行時に処理を分散させる システムの提案と実装,その効果を報告する.
そこで事前に予測できない環境において,リクエストが急激に増えた場合に, 処理能力に余裕のあるウェブサーバを一時的に利用し,コンテンツを複製, リクエストをリダイレクトすることによって実行時に処理を分散させる システムの提案と実装,その効果を報告する.
A. 発表の中でも申しましたが、常時接続のPCも増え、個人のホームページを持 つユーザも増えつづけております。個人でサーバを立ち上げるユーザはもちろん、 複数のユーザのコンテンツを管理するISPなどでは、どのコンテンツがどれくら いの頻度でリクエストされるか知ることは困難であり、かといってそのコンテン ツのためにサーバ上のすべてのコンテンツを複製しておくのはコストがかかりま す。本システムを導入することによって、コストをかけずにサーバ側の処理でリ クエストを分散できるため、参加者のメリットも大きいと考えています。また、 ホットスポット状態に対してだけではなく、通常状態においても頻繁にアクセス されるコンテンツは自動的に分散していき、Server SelectionやContent Placementのポリシーを工夫することで、クライアントに必要とされているコン テンツをインターネットのウェブサーバに最適に配置するシステムとしても利用 できると考えています。
A. コンテンツが大きい場合、応答時間の大部分がコンテンツの転送にかかる 時間であるため、メモリスピードやバス速度が遅くなろうとも複製による応答 時間の向上にあまり影響ないと思います(実際の実験でもコンテンツが大きい 場合はCUP負荷、メモリ負荷ともに10%程度でした)。また、コンテンツが小さ い場合はそれらの要素が影響を与えると思いますが、むしろ遅ければ遅いほう が複製した場合とそうでない場合の差がはっきり出ると思います。
A. キャッシングではコンテンツがread-onlyであって、クッキーも扱えないが、 レプリケーションならばやり方によっては扱えるという意味です。しかし、ご 質問にあったように、クッキーなど個人に依存するようなものを本システムの ような不特定多数が参加するシステムで扱うことは適切でないと考えます。も う少し限定されたコミュニティで、お互いが信頼できるような場合であればレ プリケーションでクッキーなどを扱うことができると思います。
A. 今回対象といたしましたコンテンツは、jsp, cgiといった動的に生成され るものではなく、テキスト、画像、動画といった静的なものに限ります。それ が前提でサーバの設定ファイルなどで、拡張子などをキーにして複製の許可、 不許可を管理者に設定してもらうことで、解決できると思います。そもそもこ れら静的なコンテンツはどのサーバに配置されても、内容は変化しないので。
A. 本システムは動的にこのバックアップを行うものとも考えることができま す。DNSのセカンダリなどではあらかじめ決められた相手だけでしか複製を持 ち合えませんが、本システムは実行時の状況に応じて、コンテンツごとにバッ クアップを行うことができるシステムです。
A. ご指摘のとおり通信が途絶え、オリジナルに問いあわせた結果再びリダイ レクトといった状態になることが考えられます。その場合、ClientProxyにと AdaptiveWebServer間でメッセージをやり取りし、一度通信が途絶えたものに はリダイレクトさせないようなメカニズムを導入することによって解決できる と考えます。